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37才。今さらですが、
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ロンドン留学 37才 
裁判見学
 The Royal Courts of Justiceに行ってみた。1882年にビクトリア女王が作ったらしい。なので建物も古く内装も趣がある。で、主な目的は裁判見学。日本でも見に行ったことがないが、興味があったので行ってみた。誰でも普通に入れることにビックリ。入り口で荷物チェックを受けたら、今日の裁判リスト、みたいな掲示を見て部屋番号と時間を確認。とりあえずよく分からないので、裁判が始まっている部屋に入ってみた。
 
 席は後ろから2列目まで座っていいらしい。思ったより狭い部屋だが、壁には法律の本と思われる分厚い本がぎっしり。裁判官は正面に3人。被告側と原告側の弁護士らしき人が2名。書記みたいな人が3名。見習い弁護士か裁判官みたいな若者が3名。あと檻のような部屋が右側にあってその中に2名。被告人か原告人が1名。私以外は被告人か原告人の関係者、といった感じで10名弱。裁判官と弁護士は映画でよく見るあのプードルのようなクルクルカールのグレーのカツラを本当にかぶっている。見習いらしき人までも‥。裁判内容はもちろんよく分からなかったが、どうも義父の子供虐待か何かの容疑らしい。檻の中の男の人と私と同じ並びに座っていた若い女の子は泣いていた。どういう構図か分からないので何とも言えないが、もっと英語が分かればかなり聞き入ってしまいそう。分からなくても何となく流れが分かってきたので1時間も傍聴してしまった。もちろん裁判はその後もずっと続いていた様子。でも見学しているのが申し訳ない感じだった。

 こういった裁判の部屋が一体何部屋あっただろうか。40いや50くらいあったか?しかも毎日行われている。そしてロンドン裁判所はここだけではないので、裁判の数ってすごいんだなあ、と改めて実感。

 そうそうダイアナの裁判も傍聴してきた。この裁判は特別らしく、関係者しか部屋の中に入れてもらえない。その代わり、その裁判所の中庭というか駐車場みたいなところに白い仮設にしてはしっかりした建物(white annex と呼ばれていた)ができていて、誰でも自由に入れる。右手はプレス関係者、左手が一般の人の席。前方に大きめなスクリーンがいくつかあり、裁判の様子の映像と話している内容を一字一句タイプしている紙の映像が同時に見れる。なので字幕付きのような感覚で見ることができる。今日の参考人はたぶん警察官。いろいろと質問されていたが普通に英語で答えていたのでイギリス側の警察官なのだろうか?この裁判では変なカツラはかぶっていなく、質問の英語も分かりやすくこの事件の大筋を知っているのでちょっと楽しめた。弁護士もかっこいい目で映画を見ているようだった。それにしてもこの裁判、10年も毎日ずっとこんな風にやっているのだろうか?終わりが見えない感じ。一般席にはヒマそうなお年寄りも結構やってきていた。私も老後は裁判の傍聴のハシゴでもしようか?事件は大抵複雑なので脳が刺激され呆けなくて済むかもしれない。でも一方で、裁判は当然当事者たちにとっては本当に深刻。それを興味半分で見てもいいものだろうか?いや、よくないと思う。やっぱり無闇に裁判に出向くのは止めておこう。